TikTok SEOとは?キーワード・キャプション・ハッシュタグでTikTok内検索に上位表示する方法【2026年版】
総務省の令和7年度調査(2026年6月公表)では、TikTokの利用率は全年代で36.7%、10代で67.9%、20代で61.5%でした。若い世代にとってTikTokは日常的に使うアプリになっており、料理の作り方・旅行先の選び方・商品の使い方など、知りたいことをTikTokの検索で調べる使い方も見られます。
ここでは順を追って、TikTok SEO(TikTok内検索最適化)の仕組み・キーワードを入れるべき4つの場所・効果的なキャプション設計・ハッシュタグ戦略を解説します。
TikTok SEOとは、TikTokのアプリ内検索で自社動画を見つけてもらいやすくするための施策です。TikTokは検索結果に影響する要因として「検索クエリとの一致度・ハッシュタグ・楽曲」と「ユーザーの過去の検索や反応」を挙げています。検索されそうな言葉をキャプションとハッシュタグに入れ、動画内の文字や話す言葉でも同じ言葉を使うのが基本です。
- キャプションは冒頭にキーワードを置き、何の動画かがすぐ分かるように書きます
- ハッシュタグは公式に推奨の個数はありません。動画の内容に合うものを選びます
- Google検索もSNSの動画や投稿を表示する取り組みを進めており、TikTok動画が表示される場合もあります
- TikTok SEOの仕組みとGoogleのSEOとの違い
- キーワードを入れるべき4つの場所(キャプション・テキスト・音声・タグ)
- TikTok検索で上位表示される動画の共通パターン
- TikTok内の検索ボリュームを調べる方法
- TikTok SEOとGoogle検索の関係
TikTok SEOとは何か
TikTok SEOとは、TikTokのアプリ内検索機能(画面上部の検索アイコン)でユーザーが特定のキーワードを入力したときに、自社の動画が見つけてもらいやすくなるよう工夫する施策です。
- 2022年にGoogle幹部が、若い利用者はランチの店を探すときなどにGoogle検索・マップではなくTikTok・Instagramを使うことがあると述べました(もとになった社内調査のデータは公開されていません)
- 日本でもTikTokの利用率は10代67.9%・20代61.5%(総務省 令和7年度調査)と高く、若い世代に届けるうえで外せない場所になっています
- TikTokが挙げる検索結果の要因(検索クエリとの一致度・ハッシュタグ・楽曲・ユーザーの反応)にはフォロワー数が含まれておらず、小さなアカウントでも取り組めます
TikTokの検索ランキング要因
TikTokはヘルプセンターで、検索候補や検索結果に表示されるコンテンツに影響する要因の例を公開しています。各要因の重みは公表されていません。
| 要因 | 公式の記載 | 説明 |
|---|---|---|
| 検索クエリとの一致度 | あり | コンテンツが検索された言葉とどれだけ合っているか |
| ハッシュタグ・楽曲 | あり | 投稿に付けたハッシュタグと使っている楽曲 |
| ユーザーの反応 | あり | 検索する人の過去の検索と、その人が「いいね」・シェア・コメント・最後まで視聴・スキップしたコンテンツ |
| 新しさ | なし | 検索結果は利用者が「投稿日順」に並べ替えられます。標準の並び順への影響は公表されていません |
| パーソナライズ | あり | 「パーソナライズド検索」が標準でオンのため、同じ言葉でも人によって結果が変わります |
キーワードを入れるべき4つの場所
① キャプション(冒頭にキーワードを置く)
TikTokのキャプションは長めの文章も書けます(外部の予約投稿ツールなどがTikTokの投稿APIを使う場合は2,200字まで)。フィードでは長いキャプションが途中で省略されるため、キーワードを冒頭で自然に使いながら、何の動画かがすぐ分かるように書きます。
例:「中小企業がTikTokを集客に使う方法を3分で解説します。フォロワー0人から始めたSNS集客の最初のステップとは?#TikTok集客 #中小企業SNS #SNSマーケティング」
② 動画内のテキストオーバーレイ
動画の冒頭に表示するタイトルやテロップにも、キャプションと同じキーワードを入れておきます。TikTokが画面内の文字を検索にどう使っているかは公表されていませんが、検索結果から動画を開いた人に「探していた内容だ」とすぐ伝わり、途中で離れられにくくなります。
③ 音声(話し言葉)
「今日は〇〇について解説します」と、冒頭でキーワードを声に出して言います。音声を検索にどう使っているかは公表されていませんが、音声から字幕を自動で作る機能を使う場合は字幕にもキーワードが入り、音を出さずに見ている人にも内容が伝わります。
④ ハッシュタグ(内容に合うものを選ぶ)
ハッシュタグは、TikTokが検索結果の要因として明記している項目のひとつです。「#〇〇集客」「#〇〇方法」のように検索されやすい言葉で、動画の内容に合うものを選びます。公式に推奨の個数はないため、内容と関係のないタグを数だけ増やすのは避けます。
TikTokの検索ボリュームを調べる方法
- TikTokのアプリ内で「検索(虫眼鏡)→キーワード入力」→サジェストされる関連キーワードを確認する
- ハッシュタグを検索して、どんな動画が出てくるか・投稿がどのくらいあるかを確認する
- TikTok Creative Center(広告向けの無料ツール)で人気のハッシュタグやトレンドを確認する
- 競合アカウントが使っているキャプション・ハッシュタグを参考にする
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TikTok SEOがGoogleにも波及する理由
Googleは2023年、SNSや掲示板に投稿された長短の動画・画像・投稿を表示する「Perspectives(視点)」の機能を発表し、体験にもとづく情報を検索結果に出す取り組みを進めています。「〇〇 やってみた」「〇〇 使い方」のような口コミ・ハウツー系の検索では、TikTokの動画がGoogle検索に表示されることもあります。ただし、どの動画がどの順位に出るかはGoogle側の判断で、TikTok内の工夫でGoogleの順位を操作できるわけではありません。
よくある質問
まとめ
TikTok SEOの実践ポイント
- TikTok SEOとはTikTok内の検索で動画を見つけてもらいやすくする施策。TikTokの利用率は10代67.9%・20代61.5%(総務省 令和7年度調査)
- キーワードはキャプション(冒頭)・動画内のテキスト・音声・ハッシュタグの4箇所でそろえる
- TikTokが公開している検索の要因は「検索クエリとの一致度・ハッシュタグ・楽曲」と「ユーザーの過去の検索や反応」
- アプリ内検索の候補やTikTok Creative Centerで、よく検索される言葉や人気のハッシュタグを調べる
- TikTok動画がGoogle検索に表示されることもあるが、Googleでの順位はGoogle側の判断
参考資料・引用元
- ① TikTok ヘルプセンター「TikTokがコンテンツをおすすめする方法」(検索結果に影響する要因、並べ替え、パーソナライズド検索)
https://support.tiktok.com/ja/using-tiktok/exploring-videos/how-tiktok-recommends-content - ② TikTok ヘルプセンター「トレンドと検索」(TikTokでの検索方法)
https://support.tiktok.com/ja/using-tiktok/exploring-videos/discover-and-search - ③ TikTok for Developers「Content Posting API リファレンス(Direct Post)」(APIで投稿するキャプションは最大2,200字)
https://developers.tiktok.com/doc/content-posting-api-reference-direct-post - ④ 総務省情報通信政策研究所「令和7年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書(概要)」(2026年6月、TikTok利用率:全年代36.7%・10代67.9%・20代61.5%)
https://www.soumu.go.jp/main_content/001079136.pdf - ⑤ TechCrunch「Google exec suggests Instagram and TikTok are eating into Google’s core products, Search and Maps」(2022年7月12日)
https://techcrunch.com/2022/07/12/google-exec-suggests-instagram-and-tiktok-are-eating-into-googles-core-products-search-and-maps/ - ⑥ Google 公式ブログ「Google Search update: New perspectives and experiences」(2023年5月、Perspectives機能)
https://blog.google/products-and-platforms/products/search/google-search-perspectives/